21695 民芸の巨匠 河井寛次郎(花手扁壷)　KAWAI Kanjiro

高さ(26.0cm) 幅(21.6cm) 奥行(12.0cm)

民藝の巨匠 河井寛次郎の作品です。大正～昭和にかけて、活躍しました。作風は、大きく3期に分けられます。中国古陶磁を範とした初期(鐘渓窯時代)、「用の美」の中期、「造形」の後期となります。どの年代の作品も、「天才」としか形容できない作品ばかりで、民藝作家の中でも、今なお、人気は衰えておりません。「造形」の後期に作成されたこの作品は、「花手」と呼ばれているもので、寛次郎の「造形」に対する非凡な才能が溢れています。また、この独特の釉薬も京都陶磁器試験所で、釉薬の研究に没頭した賜物ではないでしょうか。民藝の巨匠 河井寛次郎の生命の奥底から溢れ出す熱情を感じれる最高傑作の一つです。是非、この機会に御愛蔵下さいませ。