22503 人間国宝 加藤卓男(ペルシア色絵遊鹿文酒杯)KATO Takuo

高さ(4.6cm) 径 (約5.9cm)

 若き日に広島で被爆し、白血病を患いながらもその不屈の精神力でペルシャ陶器の研究に尽力し、ペルシャ陶器の再現や正倉院宝物の復元など様々な作品を発表。 生前は紫綬褒章や重要無形文化財指定、没後も織部賞特別賞を受賞するなど輝かしい功績を残すと共に、近現代美濃陶芸の礎を築く。 独自の研鑽によりラスター彩、三彩、青釉などペルシャ陶磁を再現し陶芸界最高の栄誉とも言えるMOA大賞を受賞し、のちに重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定された加藤卓男の作。

鹿が楽しく遊ぶ様子を描いており、小鳥もポイントとして非常に愛らしく、心和む一品です。