22791 人間国宝 14代酒井田柿右衛門 (濁手三方割花文香炉)SAKAIDA　Kakiemon

高さ 13.9cm 径 12.8cm

伝統の柿右衛門様式を現代に受け継ぎ、先代が確立した濁手を更に進化させ抜群の描写力と高いセンスによって素晴らしい作品を発表。 有田焼色絵磁器の人間国宝に認定されるなど多大なる功績を残した重鎮【十四代酒井田柿右衛門】本人作。三方割の乳白色の濁手素地に、軽やかで伸びやかな筆遣いと嫌味なくすっきりとした配色が明るく、美しい表現で描かれた【花文】(山つつじ・桜花・苺花)は人気の画題の一つである。 寸分の狂いなく均整の取れた大迫力の造形や色鮮やかで写実的な絵付、濃密な描き込みながらも余白の美が添えられた極上の逸品。 有田400年の歴史を背負う十四代の作品は今尚右肩上がりの評価を続け今後も高く注目されることでしょう。

平成14年4月10日(水)～16日(火)

さいか屋川崎で開催された「さいか屋創業130周年記念特別企画 14代酒井田柿右衛門展」出品作です。

図録コピー付けます。