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25153 人間国宝 島岡達三(象嵌湯呑)
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大正8年、組紐師島岡米吉の長男として東京で生まれ、東京工業大学窯業科を卒業後、入隊・復員を経て27歳の時、益子の濱田庄司の門下となった。
島岡達三は35歳にして独立以後2007年88歳で亡くなるまでの間、民藝という分野の中で『縄文象嵌』という独自の技法を用い数々の作品を世に生み出した作家である。
縄文の技法を用いる際、父・米吉制作の組紐を当初用いられたことから、達三が生まれた環境からアイデアが生み出されたものであることが想像できる。
1996年 島岡達三、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
濱田庄司を生涯の師と仰ぎ、父が作る組紐を応用した縄文象嵌の手法を確立した日本を代表する陶芸家。
海外でも積極的に個展を開催、講義を行い、民芸陶器を世界に広げる。