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商品番号: SKU:25664

25664 佐伯守美 象嵌釉彩樹林文扁壷「桜」 SAEKI Moriyoshi

25664 佐伯守美 象嵌釉彩樹林文扁壷「桜」 SAEKI Moriyoshi

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高さ 31.2cm    

幅  43.8cm    

奥行 10.6cm     

1980年に日本工芸会の正会員に推挙、以降も1988年伝統工芸新作展奨励賞、栃木県文化奨励賞、同年国際陶芸優秀賞など数々受賞、そのほか銀座黒田陶苑や銀座和光、高島屋日本橋など有名百貨店・ギャラリーで度々個展を開催し人気を博す【佐伯守美】の秀逸作。

象嵌による雑木林、とりわけ「欅」=佐伯守美であると多くの人が思うのではないだろうか。その「欅」も年月と共に新しい表情になっている。象嵌とは粘土の生素地に色の異なる粘土などを埋め込んで描いていく技法のことで粘土の水分量や成分などに気を使う。

しかし、筆などで描くものと違い均一に染まった色味の美しさやデザインの完成度が高くなる技法でもある。一口に象嵌といっても様々だが佐伯守美の釉薬、粘土の研究があのドラマチックな風景の材料でもある。どんなにイメージ力があってもそれを表現する術がなければ意味がない。「欅」の風景の原点は自宅の周囲にあった「欅」の林からだとか。

東京芸術大学で陶芸のみちに進み大学院を卒業したあとに益子の塙陶苑にはいった。そのときに短時間で同じものを大量につくる技術を身につけたと云う。表現力と技術、両方を掴むのは簡単ではないが、それゆえに懐の大きい作家なのだと思われる。今は文星芸大で教鞭をとっているかたわら作家としても名実ともに佐伯ブランドを築いている。

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