25765　人間国宝　藤本能道　草白釉釉描金銀彩白鷺之図四角隅切大筥（図録掲載品）

高さ　9.5cm 　　　　　　
径 34.0cm　　　　　　　

東京美術学校工芸科図案部卒業後 加藤土師萌氏に師事。 後に、富本憲吉氏の助手を務めながら色絵磁器の技法を習得。 着彩の独自な技法「釉描加彩」を確立し、その技術が評価され 1986年「色絵磁器」で人間国宝に認定。 東京芸術大学教授の学長を務めるなど後進の育成にも尽力した、日本の色絵磁器を代表する作家である藤本能道。 本作は、草白釉を使い、新技法である「釉描金銀彩」を駆使して、絵全体に一種の新しい調和が出た大名品。