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26013 棟方志功 観音経板画巻「迦樓羅の柵」(棟方志功版画全柵P84 1963年 棟方志功鑑定登録委員会)

26013 棟方志功 観音経板画巻「迦樓羅の柵」(棟方志功版画全柵P84 1963年 棟方志功鑑定登録委員会)

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縦 42.0cm     
横 52.0cm
(縦 73.0cm・横 63.0cm額含む)  

棟方志功(1903-1975)は青森県出身の版画家。彼はもともと油絵画家を目指していましたが、川上澄生の版画に感銘を受け、版画家の道に進みました。彼の作品は、柳宗悦や河井寛次郎、濱田庄司といった民藝運動の指導者らに見出され、彼らとの交流がその後の作品制作に大きな影響を与えました。

棟方は、自身の版画を「版画」ではなく「板画」と表記しました。これは、板が持つ本来の性質や木の魂を大切にし、板の声を聞くという彼の哲学を表しています。また、作品のほとんどに「〇〇の柵」という題名をつけており、これは四国巡礼でお札を納める「回礼」の心、つまり作品一つ一つに願いを込めるという意味が込められています。

「観音経板画巻」について
棟方志功の「観音経板画巻」は、彼の代表的な作品シリーズの一つです。このシリーズには、「迦樓羅の柵」のほかにも、日本民藝館が所蔵する「観音経曼荼羅 本身の柵」や、道の駅南魚沼今泉記念館アートステーションに展示されている「観音経板画巻 優婆夷の柵」、「観音経板画巻 婆羅門女の柵」「観音経板画巻 乾闥の柵」など、複数の「柵」が存在します。また、「阿修羅の柵」も「観音経板画柵の内」とされています。

棟方志功作品の魅力
棟方志功の作品は、そのダイナミックな造形美とみなぎる生命力で「世界のムナカタ」と称されています。彼の作品は、骨太で力強く、誰が見ても棟方志功の作品だと分かる独創的な世界を築き上げています。また、白黒の「板画」だけではなく、紙の裏から彩色する「裏彩色」という技法を用いることで、鮮やかな色彩が作品に施されています。

迦楼羅(かるら)について
迦楼羅は、インド神話に登場する聖なる鳥、ガルダを前身とする仏教の守護神です。毒蛇(龍)を食べて退治するとされ、仏教においては煩悩の象徴である悪龍を食いつくす存在として信仰されています。そのため、奇病を退けたり、延命、雨乞い、雨を止めるなどのご利益があるとされています。

迦楼羅の姿は、鳥の顔と人間の体を持つ半鳥人として表されることが多く、翼があったり蛇を踏みつけたりする像容も見られます。炎に包まれた姿で描かれることもあり、不動明王像の光背の炎は「迦楼羅炎」と呼ばれ、迦楼羅の吐く炎を表しています。

日本には鳥の頭を持つ迦楼羅像が多く残されており、興福寺の迦楼羅像は特に有名です。また、伎楽面や行道面としても迦楼羅が造られました。

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