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26127 人間国宝 清水卯一  蓬莱掛分赤土彩茶盌

26127 人間国宝 清水卯一  蓬莱掛分赤土彩茶盌

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高さ 9.3cm     
径 13.6cm


「鉄釉陶器」の人間国宝 石黒宗麿に師事し中国陶芸を学ぶ。 国立京都陶磁試験場伝習生を経て、京都市立工業研究所窯業部助手を歴任。 その後は自宅陶房を中心に陶芸活動に専念し、当時の最年少記録である59歳の若さにして「鉄釉陶器」の人間国宝認定。

晩年は滋賀県湖西の蓬莱山麓に陶房を移窯し活躍を続けた世界的陶芸家 清水卯一の作品。

本作は、赤土彩という技法が用いられており、晩年に好んで赤色の釉薬を用いた清水卯一氏の作陶意欲が感じられる作品。2002年制作の「蓬莱掛分花茶碗」も国立美術館に所蔵されており、その芸術性が認められている。

「赤土彩(せきどさい)」という名前の通り、その主な原料は赤土。しかし、ただの赤土ではありません。

清水卯一は1970年に滋賀県の蓬莱山麓に窯を築き、その地で採れる土や石を自ら探し、精錬して作品の素材としました。この蓬莱山麓で採取された赤土が、赤土彩の基礎となっています。

釉薬の成分 「鉄釉(てつゆう)」は、鉄分を含んだ釉薬のことで、清水卯一はこれを巧みに用いました。赤土彩もこの鉄釉の一種、あるいはそれと組み合わせて使われることで、彼独特の温かみと深みのある色合いを生み出しています。

赤土にさまざまな釉薬を掛け分けることで、独特の表情が生まれるのが清水卯一氏の赤土彩の魅力です。彼は、自然の素材が持つ色や質感、そして焼成によって生まれる偶然性をも作品に取り込むことで、唯一無二の作品を創造しました。


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