23744 藤田喬平　(手吹ヴェニス徳利)　FUJITA Kyohei

高さ 14.4cm

径    7.7cm

東京美術学校にて彫金を学びその後イタリアにてガラス工芸を習得。 日本において独自のガラス工芸を確立し日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章と次々と栄誉を獲得し世界的にも評価を高めた日本が世界に誇るガラス工芸家 藤田喬平。本作は氏が最も得意とし高い評価を受けた作品である。 繊細な濃淡の表現によって非常に洗練された逸品へと昇華させる技術は正に神業。 

ベネチアンガラスの手法である、棒状のレースガラスを溶かし合わせて作られおり、繊細なレース柄は既製品とは一線を画す逸品。 すりガラスのさらりとした手触りで、非常に薄く作られており上品な作品。