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商品番号: SKU:24191

24191  古丹波 (肩衝丸形三椒壷)

24191  古丹波 (肩衝丸形三椒壷)

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高さ 29.8cm

径 22.6cm

高さ20センチから35センチ位、形は丸型、丸長胴、胴くびれ、方角、肩衝等があって、釉薬はいづれも灰だち、土と仕上げは、丹波の陶工としては最高の吟味を払っている。制作の年代は慶長末期から寛永を過ぐる頃(1610年から1672年位の間)までの50年間に限られているが、何故、短期間だけ造られたのかまだ解明されていない。土も釉薬も、手法も明らかに丹波の釜屋時代のものに間違いがない。朝倉山椒は、昔は丹波、現在の但馬に朝倉と云う地名があって質の良い山椒が産出された記録がある。この山椒を入れる容器である事が判明している。和田寺文書には、葉茶を代官に献上した礼状の中に山椒の礼状が一枚残っているし、「津田宗及茶湯日記」や「御湯殿の上の日記」等の茶会記に使用きれた朝倉山桝壺が何度も出てくる。数十年で忽然と消え去った朝倉山桝壺は、古丹波焼における「まぼろしの壺」である。









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