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商品番号: SKU:24221

24221 加藤唐九郎  (黄瀬戸茶碗「伏水桃山」(東美鑑定書付属・図録掲載品)

24221 加藤唐九郎  (黄瀬戸茶碗「伏水桃山」(東美鑑定書付属・図録掲載品)

売約済

高さ 8.5cm

径 14.2cm

愛知県東春日井郡水野村(現・瀬戸市水北町)出身。桃山時代の陶芸の研究と再現に努めたが、永仁の壺事件で行った捏造により、無形文化財の資格を失った。事件後は作陶に専念した。建築物と陶磁器の組み合わせ陶壁を創出。陶壁は唐九郎による造語。 一ム歳、一ム、野陶、ヤト、陶玄、玄などの号も用いる。 子息の岡部嶺男(長男)、加藤重高(三男)と孫の加藤高宏も同じく陶芸家である。

かちっと焼き締められた器体に、タンパン釉と鉄釉が美しく発色し寂びた表情を加えています。 銘の「伏水桃山」は、伏水は京都の伏見の古い書き方です。桃山は、桃山文化発祥の地です。 また、伏見には、俯瞰するという意味があります。 総じて、桃山文化発祥の地である京都伏見の桃山丘陵を見渡す眺めの素晴らしさという意味があると思います。 温かな春になり、草木が萌え始める景色が目に浮かびます。生涯で2回しか作陶しなかった黄瀬戸茶碗。最晩年作にして、新たな境地を拓いた絶品の黄瀬戸茶碗です。

※図録コピーを御付け致します。





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