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24482 人間国宝 音丸耕堂 (堆漆竜胆香合(乾漆香盆付属・平成5年作・個展出品作))
24482 人間国宝 音丸耕堂 (堆漆竜胆香合(乾漆香盆付属・平成5年作・個展出品作))
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香合
高さ 1.6cm
径 6.6cm
近代漆芸の祖とされる幕末彫漆家の玉楮象谷の作品に魅せられ、独学にて漆芸の技術を修得し、わが国の漆芸に革新を起こしたとして人間国宝に認定。 圧倒的作行きを誇る渾身の一作です。
彫漆:各種の色漆を数十回から数百回塗り重ねて色漆の層(100回で厚さ約3mm)をつくり、その層を彫り下げることによって文様を浮き彫りにする技法です。彫りそのものによる立体感と彫りの深さによって生じる色の変化の対照が、独特の美しさを生み出します。 室町時代に中国から日本に伝わり、彫りの技術に優れている玉楮象谷は、独自の彫漆技法を考案して作品を制作しました。朱漆だけを塗り重ねたものを堆朱(ついしゅ)、黒漆だけを塗り重ねたものを堆黒(ついこく)といいます。現在では、顔料の発達により、さまざまな色漆が使われています。
平成5年作の最晩年期に作成された事がはっきりと分かる逸品です。 9月から11月に咲く竜胆(リンドウ)の花が彫られています。