24832　黒木国昭　(手吹きガラス酒器「金彩象嵌光琳」)　KUROKI　Kuniaki

盃 高さ 5.2cm

径 7.0cm

徳利 高さ 13.0cm

径 9.6cm

高校卒業と同時にガラス会社に就職しガラスの道に入る。 ガラス工芸品の創作活動を開始し国家ガラス製品製造技能士一級を取得。 国の卓越技能「現代の名工」受賞を皮切りに、国際芸術文化賞、フランス・パリ芸術祭大賞など輝かしい実績を積み重ねる。 現在では世界中の美術館に作品が収蔵される世界が注目する日本を代表するガラス工芸家 黒木国昭の秀逸作。

本作は「金彩象嵌 「光琳」」と名付けられた、日本の風土や花鳥風月を繊細かつ豪華絢爛に表した「琳派」の世界がガラスアートに再現された非常に美しい作品。 「琳派」の中でも最も人気、評価共に高く注目されるのが、金・プラチナ箔の多用や丹念な象嵌が特徴の「光琳」シリーズである。 絢爛豪華な金彩、カラフルで優美な象嵌が見る者を魅了する。 日本の美意識の象徴「琳派」と。イタリアガラス芸術の技法が見事に融合した、最高傑作の一つと言っても過言ではない。

暑い夏、キンキンに冷やした酒器と日本酒で、今宵、冷酒はいかがでしょうか。