25089　人間国宝 松井康成　(萃瓷練上酒盃)　MATSUI Kosei

高さ 3.8cm

径 8.5cm

豊かな色彩感覚と非凡な陶芸センスで練上手という技法を確立。 伝統技術を基盤にした現代の個性豊かな陶芸のあり方を提示すると、その【練上手】によって国の重要無形文化財保持者に認定されるなど数々の偉業を成し遂げた偉大なる陶芸家【松井康成】の最晩年の代表作・萃瓷練上のぐい呑。 宝石やガラスのような色彩が鮮やかで、透明感のある輝きがあるのが特徴。 萃瓷の連作は花をイメージしたものに特化されており、この酒盃も碧い花が咲き乱れているような印象がある。 大振りに作られているのもこの時期の特徴。松井先生の最晩年期は、病いとの闘いの日々でもあり、残されている作品は限定的です。