26183 人間国宝　金城次郎　扁壷（海老文）　　Kinjo　Jiro

高さ　25.4cm 　
幅　18.3ｃｍ　
奥行　 14.5cm　　　　　　　

金城次郎（1912年-2004年）は沖縄県生まれの陶芸家で、1985年に沖縄県で初の重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定されました。13歳で陶工の道に入り、民藝運動を推進していた濱田庄司や柳宗悦から強い影響を受けました。彼の作品は、壺や食器、酒器などの日用雑貨が多く、特に魚や海老をモチーフにしたデザインが特徴です。

金城次郎の扁壷は、器の広い面に魚と海老の両方が躍動的に描かれているのが特徴です。特に海老文は、線彫りに迫力があり、作品によっては他にはない青釉が使われているものもあります。

作品の魅力
躍動感のある海老の描写: 金城次郎の作品の中でも、海老は特に生命力にあふれた描写がされています。

希少性: 魚文の作品が多い中で、海老文は比較的珍しく、高い人気を誇ります。

沖縄の自然から着想: 沖縄の豊かな自然や海からインスピレーションを得て制作されており、土の質感や色合いにもこだわりが見られます。